プロジェクト管理ツールは、チームの生産性に大きく影響しますが、自分の企業・チームにとって最適なツールがわからず迷っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、タスク管理ツールとして注目を集めているClickUpとNotionを取り上げ、機能面などを比較した上で、自分にあった選び方がわかるように詳しく解説します。
プロジェクト管理ツールは、チームの生産性に大きく影響しますが、自分の企業・チームにとって最適なツールがわからず迷っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、タスク管理ツールとして注目を集めているClickUpとNotionを取り上げ、機能面などを比較した上で、自分にあった選び方がわかるように詳しく解説します。
目次
引用:The everything app for work|ClickUp
ClickUpとは、タスクや中小規模のプロジェクトを管理できるタスク管理ツールです。使用言語は英語ですが、日本語入力にも対応しています。
タスク管理ツールにはさまざまな種類がありますが、ClickUpは機能の多様性や使いやすさ、無料でも多くの機能を利用できることから、多くのビジネスマンや企業で用いられています。2023年には2年連続でForbes Cloud 100に選出され、2021年のベストソフトウェアアワードを受賞しているなど、勢いのあるツールです。
ClickUpの特徴は、なんといってもその機能の多彩さです。
例えば、ラベリング機能では、以下の図のようにタスクの進捗状況が一目でわかります。
また、進捗状況の種類についても、自由にカスタマイズできます。例えば、同じ「取り組み中」でも、自社で対応中であったり、先方の確認を待っているだけであったりと、いくつかのパターンが考えられます。自社で考えられるパターンに応じてラベルを自由にカスタマイズすることで、進捗状況をより正確に把握することが可能です。
また、サブタスク機能とは、タスク内に関連タスクを設定して紐づけることもできます。これにより、大きなプロジェクトの進捗をより詳細に把握することが可能です。
このほかにも、誰にタスクが割り振られているかわかるアサイン機能、タスクにかかる時間を計測するタイムトラック機能など、便利な機能が多くあります。
▼ClickUpの主な機能
ClickUpの使い方についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
引用:Wiki、ドキュメント、プロジェクトがつながるコネクテッドワークスペース | Notion (ノーション)
Notionは、タスク管理も可能な情報管理ツールです。
「メモや議事録の作成は〇〇、マニュアルの作成は△△」といった使い分けをせずに済む、オールインワンの機能を備えています。
ドキュメント作成・管理に特化しており、議事録や仕様書などの整理が容易に行えることや、豊富なテンプレートや高いカスタマイズ性が特徴です。
タスク管理に特化したツールではありませんが、様々な用途で使える非常に優秀なツールです。
この章では、ClickUpとNotionの両者を機能面や使い心地といった点から比較します。
ClickUpは、サブタスク、依存関係、タイムトラッキングなど、詳細なタスク管理機能を提供しています。一方、Notionのタスク管理はシンプルで、主にチェックリストや基本的な進捗管理に適しています。
Notionは、リッチテキストやメディアを組み合わせたドキュメント作成が得意で、チーム内の情報共有やウィキの構築に適しています。ClickUpもドキュメント機能を備えていますが、主にタスク管理との連携を重視しています。
ClickUpは、自動化機能を活用して、定型業務の効率化やカスタムワークフローの構築が可能です。Notionには自動化機能が限定的で、外部ツールとの連携が必要な場合があります。
両ツールとも多数の外部アプリと連携できますが、ClickUpはプロジェクト管理ツールとしての特性上、より多くのインテグレーションを提供しています。
Notionは、ブロックベースのレイアウトにより、ユーザーが自由にページを構築・カスタマイズできます。ClickUpもカスタマイズ性を備えていますが、レイアウトというよりもタスクの設定に焦点を当てています。
▼例:Notionのプロジェクト表示方法
▼例:ClickUpのプロジェクト表示方法
両ツールとも無料プランを提供しており、基本的な機能を試すことができます。個人利用であれば無料プランでも十分ですが、チームのタスク管理では、多様な機能やカスタマイズが利用可能な有料プランを検討するとよいでしょう。
ClickUpでは、無料プランではストレージやカスタマイズ機能に制限があるので、小規模なチームであれば月額7ドルの無制限プラン、中規模なチームであれば月額12ドルのビジネスプランがおすすめです。
詳細は、公式ページの「The best work solution, for the best price.|ClickUp」をご覧ください。
また、CoziesでもClickUpの料金について解説した記事「ClickUpの価格は?最適なプランを選択するための完全ガイド|他ツールとの比較も」がありますので、よろしければそちらもご覧ください。
一方、Notionでは、小規模なチームであれば月額1,650円からのプラスプラン、ツールの利用で急成長を狙うのであれば月額2,500円のビジネスプランがおすすめです。
詳細は、公式ページの「会社全体でひとつのツール チームは無料でトライアル利用ができます。|Notion」をご覧ください。
この章では、タスク管理ツールとして、ClickUpとNotionのどちらを利用するか迷っている人に向けて、選び方のポイントを紹介します。
ClickUpは、プロジェクト管理やタスク管理を主軸としたツールであり、以下のようなチームに向いています。
✅ ClickUpが適しているチーム
プロジェクトの進捗を詳細に管理したい
タスクの依存関係を明確にしたい
ワークフローの自動化を活用して業務を効率化したい
ガントチャートやカンバンボードを活用し、視覚的にタスクを管理したい
例えば、ソフトウェア開発、マーケティング、建設プロジェクトなど、進行管理が重要な業種に最適です。ClickUpでは、細かいタスクの管理や期限設定が可能なため、大規模なプロジェクトでも進捗を可視化できます。
Notionは、柔軟な情報管理とコラボレーションに優れたツールであり、以下のようなニーズに対応できます。
✅ Notionが適しているチーム
会社のナレッジベースを一元管理したい
会議議事録やプロジェクト資料を整理し、チーム内で共有したい
タスク管理よりも情報整理やメモの作成を重視したい
ドラッグ&ドロップで直感的にページを構築したい
例えば、リモートワークのチーム、ライター、デザイナー、スタートアップ企業など、情報共有を重視するチームや業種に向いています。Notionは、カスタマイズ性が高く、プロジェクトのナレッジをまとめるのに適しています。
実は、ClickUpとNotionは互いに補完し合う関係にあるため、両方を併用するのも一つの方法です。
🔄 併用するメリット
ClickUpでタスク管理を行い、Notionでドキュメント管理をする
ClickUpのプロジェクト管理機能を活かしつつ、Notionでナレッジを蓄積する
ClickUpで短期的な業務管理、Notionで長期的な情報整理を行う
実際に、多くの企業が「ClickUpでプロジェクトを管理し、Notionでナレッジベースを構築する」という形で運用しています。例えば、開発チームがClickUpで作業のスケジュールを管理し、Notionで仕様書やマニュアルを整理するといった使い分けが可能です。
もし、タスク管理とプロジェクト進行を重視するならClickUp、情報整理とナレッジ共有を重視するならNotionが適しています。ただし、両方のツールを連携させることで、より強力な業務環境を構築することも可能です。
この記事では、ClickUpとNotionの機能や使い心地、料金プランについて比較して解説しました。
それぞれが持つ機能の特徴から、タスク管理を優先するのであればClickUp、情報管理に重きを置くのであればNotionがおすすめです。
ClickUpとNotionの違いは、タスク管理に特化しているか否かです。
ClickUpはラベリングやアサイン、サブタスクの設定など、その機能の多くはタスクビューに特化しています。
一方、Notionはドキュメントやメモの作成に強く、その延長線上にタスク管理機能があるというイメージです。
詳しくは「ClickUpとNotionの比較」の章をご覧ください。
タスク管理を重視するのであればClickUp、情報共有を重視するのであればNotionがおすすめです。
しかし、「ClickUpでプロジェクトを管理し、Notionでナレッジベースを構築する」というように、併用して運用するという手もあります。
詳しくは「ClickUpとNotion、どちらを選べばよい?」の章をご覧ください。