ClickUpは最強のタスク管理ツール
ClickUpとは、タスクや中小規模のプロジェクトを管理できるタスク管理ツールです。
使用言語は英語ですが、文字の入力は日本語で可能です。タスク管理ツールにはさまざまな種類がありますが、中でもClickUpは機能の多様性や使いやすさから多くの企業で用いられています。2021年にはベストソフトウェアアワードを受賞するなど、いま勢いのあるツールの一つです。
ClickUpは無料でも多くの機能を利用できます。
ClickUpは、プロジェクト管理、タスク管理、チームコラボレーション、時間管理などのビジネスワークフローを効率的に行うためのクラウドベースのオールインワンソリューションです。
多数のツールや機能を備えており、個人から大規模企業まで、あらゆるサイズのチームが使用できます。
直感的なインターフェースとカスタマイズオプションを提供し、プロジェクトの進行状況や作業にかかる時間などを追跡することも可能です。
ClickUpは、「こんな機能があればいいのに」と多くの方が思っていた機能を無料で利用できます。たとえば、タスクの階層化、時間の見積もりとTogglとの連携、Googleカレンダーとの連携、開始日と終了日の設定、表示形式の切り替え、スマホアプリのリマインダー通知などです。これらはClickUpで使える機能の一部で、この他にも業務に役立つ機能がたくさんあります。
また、多数のアプリケーションとの統合もサポートしており、ワークフローのさらなる改善や自動化に役立ちます。
SlackやZoom、Googleカレンダーなど主要なウェブサービスと連携することができます。今使っているタスク管理ツールからの移行も簡単にできるようになっています。
ClickUpの特徴
ClickUpの特徴は、機能がたくさんあることです。
情報が多すぎて具体的に特徴をイメージしにくいという方へ向けて、ClickUpの特徴をわかりやすく説明します。
多彩な機能によるタスク管理方法
1. ラベリング機能
ClickUpのラベリング機能では、タスクの進捗状況が確認できます。一般的なタスク管理ツールでは、タスクの状況を未処理と処理済みという2種類でしか扱えないものが多いですが、ClickUpではタスクの進捗状況を自由にカスタムできます。そのため、用途に合わせて柔軟にワークフローに対応できます。

たとえば、未処理と処理済みの2種類でしか進捗状況を把握できない場合、全く手に付けていないタスクなのか、後は上司の確認を待つだけなのかなど、具体的な状況がわかりません。未処理、着手中、確認待ち、完了などと分けることで進捗状況を具体的に把握できます。
completeとcloseというステータスを活用すれば、「タスクは完了したがタスク一覧に表示しておきたい」タスクはcompleteにし、「タスクが完了し非表示にしたい」タスクはcloseにするなどの工夫ができます。これらにより、タスクを効率的に管理することが可能です。ステータスの数や色も自由に決められるため、視覚的にとても分かりやすくなります。
また、ステータスもカスタマイズが可能なので、使用用途によって柔軟な管理が可能です。
2. アサイン機能
ClickUpのアサイン機能では、タスクが誰にアサイン(割り当て)されているかが確認できます。
画像の+ボタンからアサインすることができ、複数人のアサインも可能です。

割り当てられた人は、Assigned to meボタンから自分に割り当てられているタスク一覧を確認できます。タスク一覧からはどのタスクが誰にアサインされているかも確認できるため、複数人のチームで連携を取りながらタスクを管理するのに向いています。
3. タイムトラック機能
ClickUpのタイムトラック機能では、タスクにどれだけの時間がかかっているかを計測できます。
リアルタイムで計測することも、後から時間を記入することもできます。また、画像の右上にある砂時計では、タスクにかかる想定時間をあらかじめ設定できます。

各タスクにかかる時間を把握することで、想定時間と実際の作業時間の比較ができます。想定時間と実際の作業時間の差が大きい場合、想定時間の見積もりが甘いことや、作業時間がかかりすぎていることを確認できます。
4. サブタスク機能
ClickUpのサブタスク機能では、タスク内にサブタスクをつくることができ、関連タスクを整理できます。
タスクの細分化をすることで必要な作業内容に抜けがないように管理できます。

サブタスクが完了していないのにメインタスクを完了させた場合、以下のような警告が出る機能があり、どのサブタスクが終わっていないかも確認できます。

5. タスク表示機能
ClickUpのタスク表示形式は多様です。プロジェクトを作成し必要なタスクを入力する際には、リスト形式、ボード形式、カレンダー形式などタスクの表示形式を自由に選択できます。
▼ClickUpで選択できる表示形式
List(リスト)
Board(ボード)
Calendar(カレンダー)
Gantt(ガントチャート)
Box(ボックス)
Timeline(タイムライン)
Table(テーブル)
Mind Map(マインドマップ)
Activity(アクティビティ)
Map(マップ)
Workload(ワークロード)
無料でこんなにも多くの表示形式が選択できるのは、ClickUpの強みです。
たとえば、リスト形式、ボード形式、カレンダー形式のイメージは以下の通りです。
▼リスト形式

▼ボード形式

▼カレンダー形式

主要サービスとの連携機能
ClickUpはSlackやZoom、Googleカレンダーなど主要なWEBサービスと連携できます。たとえば、ClickUpでタスクの開始時間と終了時間を登録すれば、Googleカレンダーに登録せずとも自動で反映されます。タスク管理ツールとカレンダー両方に予定を登録する手間が省けるのでとても効率的で役立つ機能です。
さらに、ClickUpにはインポート・エクスポート機能が搭載されているので、他のタスク管理ツールからの移行も簡単にできます。そのため、今使っている管理ツールに満足しておらず、新しい管理ツールを探しているという方にもおすすめです。
個人でもチームでも利用可能
ClickUpは、ビジネスマンが個人のタスクを管理するためにも、企業のチームでタスクを一元管理するためにも利用可能です。
チームで連携しながらタスクを管理するには情報のわかりやすさ、進捗状況の共有などが大事ですが、ClickUpの機能は多様で、かつ自由にカスタマイズできるため、企業の用途に合った使い方が柔軟に選択できます。
最強タスク管理ツールClickUpの機能
ここまでも、ClickUpの優秀な機能について説明してきましたが、ClickUpにはまだまだ多くの機能があります。
無料で使える機能
まずは、無料で使える機能を紹介します。
ホワイトボード機能
ホワイトボード機能では、ブレインストーミングで出た意見や集めた情報を実際のホワイトボードのようにまとめて残しておけます。

ドキュメント機能
ドキュメント機能では、ミーティングのメモや取引先の企業概要、社内での共有事項などをドキュメントに起こすことによりClickUpで共有できます。また、それらのリンクを各タスクに張り付けてアサインすることで作業効率をより上げられます。

カレンダー機能
カレンダー機能では、ホーム上に自分の一日のスケジュールややるべきタスクがタイムライン状に表示されます。また、自分がアサインされているタスクをカレンダーの状態で把握することで、作業を進める計画をスムーズに立てられます。

有料で使える機能
ClickUpは無料でも十分な機能を使えます。一方、有料版では無料版にある機能制限が解放されるだけでなく、有料版でしか使えない機能もあります。
権限管理機能
権限管理機能では、タスクやリストごとに権限を制限できます。必要なメンバー内での共有が可能で、大切な情報が流出するのを防ぎます。
アクティビティビュー機能
アクティビティビュー機能は、タスクやプロジェクト上でどのような活動が行われたかを可視化できる機能です。アクティビティの内容やユーザーなどでフィルタリングできます。

アクティビティビュー機能は有料化することで7日間(1週間)見られるようになります。