Coziesで働くということ|12の価値観「Cozies Style」を深堀りする

Cozies編集部

Cozies編集部

こんにちは、Cozies編集部の小島です。


前回の記事では、Coziesの行動指針『Cozies Style』がどのように誕生したのかを紹介しました。Cozies Styleとは、私たちが日々の仕事で大切にしている12の価値観のことです。メンバー全員で1年をかけて言葉を磨き、想いをひとつにして形づくりました。



Coziesの行動指針『Cozies Style』


今回は、その12の価値観すべてを取り上げ、それぞれがどのような議論を経て生まれ、どんな想いが込められているのかを、できる限り詳しくお伝えします。


Cozies Styleは、単なる「働き方のルール」ではありません。日々の選択や言葉、行動のひとつひとつに自然と息づいている"文化"です。そして、この文化は1年間の濃密な対話の中で、言葉を何度も吟味し、メンバー全員が納得するまで議論を重ねて生まれました。

目次

相手の立場で三歩先を読む ――『期待を超える』


期待を超える


三歩先を読んだ能動的な行動は、感動の源である。


私たちは、期待以上の成果創出にこだわり、感動を生み出す組織である。


Coziesのスタイルの根幹にあるのは、相手の立場で考えるという姿勢です。


「三歩先を読んで行動することは、相手の期待を超えることにつながります。100%で満足せず、そのもう一歩先、期待を超える101%を届けて初めて、仕事を通じた感動が生まれます。」


「タスクを100%で返すのは当たり前。その先を見越して、相手を考えた行動を取ることが大切です」


この価値観が言葉になるまでには、実に多くの議論がありました。当初は「求められていることのみに留まらず、自ら行動することで、自他ともに成長へ導く」という表現も検討されていました。そして、何度も表現を磨いていく中で、「求められていることに留まらない能動的な行動は、感動の源である」「想像を上回る能動的な行動は、感動の源である」と様々な案が出され、最終的に「三歩先を読んだ能動的な行動は、感動の源である」という表現に辿り着きました。


「三歩先」という具体的な数字を入れることで、単なる「少し先」ではなく、しっかりと先を見据えた行動であることが伝わる。そう判断しました。


そして何より重要だったのは、「感動」というキーワードです。制作過程では「『感動』>『成長』『他者と良い関係を築く』」というメモが残っています。成長も、良い関係を築くことも大切。でも、私たちが本当に目指したいのは「感動を生み出すこと」だと気づいたのです。


Coziesの仕事は、広告運用や戦略提案など、数字を扱う仕事であると同時に、その数字の先にいる「人」を見つめる仕事でもあります。


例えば、広告レポートをまとめるとき。単に成果を並べるのではなく、「次の改善にどう生かせるか」「お客様が一番知りたいことは何か」まで踏み込んで考える。提案書を作るときも、依頼された内容だけでなく、「なぜこの提案が必要なのか」という文脈を含めて伝える。その積み重ねが、Coziesの信頼をつくっています。


「期待以上の成果創出にこだわり、感動を生み出す組織である」


この一文は、私たちが目指す姿そのものです。


この姿勢を象徴するのが、『期待を超える』というCozies Styleです。


「なぜ」を見抜く想像力 ――『コンテキストを読み解く』


コンテキストを読み解く


物事には文脈が必ずある。


表面的な事象にとらわれず、その裏にあるストーリーや意図を汲み取ることで、本質へアプローチができる。


私たちは、豊かな想像力を駆使することで、本質的な課題解決を行える組織である。


Coziesでミスや問題が起きたとき、真っ先に問うのが、「なぜ、そうなったのか?」です。


「どんな物事にも文脈があります。想像力を働かせて向き合うことで、本質的な問題解決ができるようになります」


「誰かがミスをしたときも、結果ではなく背景を探る姿勢が大切です」


この価値観も、言葉になるまでに多くの試行錯誤がありました。「表面的な事象や思い込みにとらわれず原因や背景を考える」「豊かな想像力を駆使し、本質にアプローチする」。


様々な表現が議論されましたが、最終的に「物事には文脈が必ずある」というシンプルで力強い言葉から始まる形に落ち着きました。


表面的な事象の裏には、必ずストーリーや意図があります。クライアントが求めている施策の背後には、語られていない課題や期待があるかもしれない。メンバーの質問の裏には、まだ言葉にできていない不安や迷いがあるかもしれない。


私たちが大切にしているのは、想像力を使って本質を見ること。「コンテキストから物事を理解し、コンテキストの上に物事を作り出す」――これがCoziesの使命だと考えています。


そうやって本質を見ようとする姿勢が、クライアントへの提案にも自然と表れています。


この考え方を体現するのが、『コンテキストを読み解く』です。


自分が最後の砦になる ――『ラストマンシップを誰よりも持つ』


ラストマンシップを誰よりも持つ


誰よりも「自分が最後の砦である」という当事者意識を持つことが、すべてを成長へと導く。


私たちは、物事を誰よりも自分ごとにすることで、成長し続ける組織である。


「主導権は自分が持っているという意識を持ち、物事に向かうことが、個人も組織も成長へ導く」


「自分を信頼して任せてもらっている仕事に対して、その信頼に報いるために最後までやり抜く」


この価値観は、「他力本願や傍観は、良い仕事を生み出さない」という気づきから生まれました。


また、議論の中で印象的だったのは、ある一つの疑問です。


「人を成長へと導く」


「人」だけで十分だろうか? サービスも、関わるものすべてが成長するのではないか? 


こうした議論を経て、最終的に「すべてを成長へと導く」という表現になりました。


「これは誰かがチェックしてくれるだろう」ではなく、「自分が最後の確認者だ」という意識で向き合う。このラストマンシップの精神が、Coziesの仕事の質を支えています。


誰よりも「自分が最後の砦である」という当事者意識を持つこと。それが、すべてを成長へと導きます。私たちは、物事を誰よりも自分ごとにすることで、成長し続ける組織でありたいと考えています。


この信念を表すのが、『ラストマンシップを誰よりも持つ』です。


没頭できる環境が、チームを強くする ――『コトに没頭』


コトに没頭


目の前の事象に集中することで、ゾーンを生み出す。


私たちは、没頭する瞬間と生きている実感を生み出せる組織である。


Coziesでは、集中して仕事に向き合う時間をとても大切にしています。


「没頭というキーワードは、クレドブレスト会(価値観を言語化するためのブレインストーミング会議)の序盤から常に上がっていました。Coziesでは、それぞれが自分のやるべきことに没頭することで、最大の成果を生み出せると考えています」


「他人がどうかは一旦置いて、目の前の仕事に集中する。没頭できる環境づくりをしていってほしい」


この価値観の本質は、「ベクトルを他者や自分に向けず、その事象だけに熱中する」ことにあります。制作過程では「ゾーンを生み出す」「生きている実感を創出できる」といった言葉も議論されました。


大切なのは、「誰がどう思うか」ではなく、「目の前のコト」に真っ直ぐ向き合うこと。自分と他人を比べたり、評価を気にしたりする前に、今取り組んでいる仕事そのものに集中する。


目の前の事象に集中することで、私たちはゾーンを生み出します。そして、没頭する瞬間こそが、生きている実感を生み出す瞬間なのです。


この考え方を象徴するのが、『コトに没頭』です。


成長の土台となる姿勢 ――『素直・謙虚・前のめり』


素直・謙虚・前のめり


素直、謙虚、前のめりな姿勢は、成長に欠かせない。


私たちは、ちから強く、柔軟に、邁進する組織である。


スキルや知識は、後から身につけることができます。でも、物事を素直に受け止める心、謙虚に学び続ける姿勢、前のめりに挑戦する意欲。これらは、すべての成長の土台となるものです。


Coziesが大切にしているのは、この3つの心の持ち方です。新しいことに出会ったとき、素直に「学びたい」と思えるか。うまくいかないとき、謙虚に「何が足りなかったのか」と振り返れるか。困難な課題に対して、前のめりに「やってみよう」と思えるか。


そして、言葉の響きにまでこだわりました。「力強く」ではなく「ちから強く」とひらがなにすることで、言葉が持つ硬さを和らげ、温かみを持たせる。「ちから強く、柔軟に、邁進する」――読点を入れることで、一つひとつの言葉がしっかりと伝わるリズムを作る。


この細やかな言葉選びこそが、Coziesが価値観と真摯に向き合った証です。


創造性を解き放つ基盤 ――『仕組み化の徹底』


仕組み化の徹底


徹底した仕組み化は、属人化を解消し、創造性の高い仕事を可能にする。 私たちは、スピード・品質を担保し、成果を最大化させる組織である。


仕組み化と聞くと、「作業をマニュアル通りにこなすこと」と思われるかもしれません。しかし、Coziesが目指す仕組み化は、その逆です。


仕組み化の本当の目的は、ルーティンワークから解放されて、本当に考えるべきことに集中できるようになることです。「この作業は誰に聞けばいいんだっけ?」「前回はどうやったんだっけ?」そんな迷いや確認作業に時間を取られていたら、クライアントの課題を深く考える時間が失われてしまいます。


誰がやっても同じ品質で、スピーディーに業務を進められる仕組みがあれば、その分、新しい施策を企画したり、本当に頭を使うべき創造的な仕事に時間を使えるようになります。


Coziesでは、プロジェクト管理ツールを使ったタスク管理やドキュメント整備を徹底しています。プロジェクトごとにタスクを細かく設定し、誰が見ても進捗状況が分かるようにする。業務の手順やノウハウは社内Wikiにまとめ、誰でもアクセスできるようにする。こうした地道な仕組み化の積み重ねが、属人化を解消していきます。


「この業務は○○さんしかできない」という状態は、一見するとその人の専門性が高いように見えます。でも実際には、その人が休んだり異動したりしたときに、業務が止まってしまうリスクを抱えているということです。誰もが同じレベルで仕事ができる環境を整えること。それが、チーム全体の力を最大化することにつながります。


議論の中で何度も話題に上がったのは、「創造性の高い仕事により集中できる」というニュアンスをどう表現するかでした。最終的に「創造性の高い仕事を可能にする」というシンプルな表現に落ち着いたのは、説明的な表現よりも、仕組み化がもたらす本質的な価値を力強く伝えられると判断したからです。


感情ではなく論理で ――『論理的に考え抜く』


論理的に考え抜く


感情や表層に囚われると、本質的な課題解決ができない。


私たちは、多面的に物事を俯瞰し、細部まで徹底的に考え抜くことで、


しなやかな強さと正しい決断を生み出せる組織である。


感情は大切です。お客様への共感も、チームメンバーへの思いやりも、感情があるからこそ生まれます。


しかし、仕事における判断や課題解決の場面では、感情に流されてはいけません。「なんとなくこう思う」ではなく、「なぜそう考えるのか」を論理的に説明できること。表面的な現象だけでなく、その背後にある構造を多面的に見ること。そして、細部まで徹底的に考え抜くこと。


この姿勢があるからこそ、私たちは「しなやかな強さ」を持てます。論理的に考え抜いた上での決断は、たとえ困難に直面しても、ブレることなく進んでいける強さを持っているのです。


喜びを分かち合う精神 ――『誠実な貢献志向』


誠実な貢献志向


モラルに反さず、人の役に立つことを考えて行動することは喜びとなる。 私たちは、GIVE精神で喜びを分かち合える組織である。


見返りを求めずに、相手のために何かをする。人の役に立つことを考えて行動する。それは、仕事における最も根本的な喜びです。


Coziesが大切にしているのは、GIVE精神。与えることで得られる喜びです。お客様の課題を解決できたとき、チームメンバーの助けになれたとき、その喜びは自然と周囲にも広がっていきます。


そしてその前提として、「モラルに反さない」という倫理的な土台があります。どんなに成果を求められても、法や倫理に反することはしない。正しい道を選び続けることが、長期的な信頼関係を築く唯一の方法だと考えています。


この価値観を言葉にする過程では、「言いたいことが盛りだくさん」で整理に苦労しました。GIVE精神、真摯に向き合うこと、考えること、行動すること、モラル。


伝えたいことがあふれ出る中で、何度も言葉を削り、磨き、最終的にシンプルで力強い2つの文に凝縮されました。


信頼は完遂から生まれる ――『完遂力と信頼』


完遂力と信頼


やり抜く実行力と他者からの信頼の積み重ねが道をひらく。 私たちは双方を持ち、高みを目指し続ける、プロフェッショナルな組織である。


どんなに素晴らしい提案も、実行されなければ意味がありません。どんなに良い計画も、最後までやり抜かれなければ成果になりません。


Coziesが重視するのは、「完遂力」、最後までやり抜く実行力です。そして、その積み重ねが「信頼」を生みます。やり抜くから信頼される。信頼されているから、さらに大きな挑戦を任せてもらえる。この好循環が、私たちの道を開いていきます。


私たちが目指すのは、完遂力と信頼の両方を持つプロフェッショナルな組織です。一つひとつの仕事を確実に完遂し、信頼を積み重ねながら、常に高みを目指し続ける。それがCoziesの姿勢です。



心が決める未来 ――『好奇心・向上心・克己心』


好奇心・向上心・克己心


すべては人の心が決める。 私たちは、あらゆる物事に興味を持ち、探究を続け、現状に甘んじず挑戦し続ける組織である。


「すべては人の心が決める」


この力強い一文から始まるこの価値観は、Coziesの根本的な信念を表しています。


どんなに優れたツールや仕組みがあっても、それを使う人の心が前向きでなければ、成果は生まれません。逆に、好奇心を持って新しいことに興味を持ち、向上心を持って現状に満足せず、克己心を持って困難に立ち向かう。そんな心の持ち方ができれば、どんな状況でも道は開けます。


好奇心があるから、新しいことに「面白そう」と思える。向上心があるから、「もっと良くできるはず」と探究を続けられる。克己心があるから、「難しいけれど挑戦しよう」と自分を律して進める。


この3つの心が、私たちを前に進める原動力です。そして、この心の持ち方こそが、個人の成長と組織の成長を決めるのです。


チームでしか見られない景色 ――『Teamwork makes dreamwork』


Teamwork makes dreamwork


大きなコトは一人では成し遂げられない。

だからこそ、同じ目標に向かい、力を合わせられる強固なチームが重要である。

私たちは、夢を実現できる組織である。


この言葉は、Coziesを語るうえで欠かせないものです。


「フラットな会話ができる環境も、Coziesのチーム感にとって重要です」


「会社は船のようなもの。それぞれの持ち場の人が頑張って前進していく。一人ひとりがCoziesという船に乗っていることに感謝しつつ、それぞれの持場で貢献していきましょう」


この価値観には、深い想いが込められています。「大きなコトは一人では成し遂げられない。だからこそ、同じ目標に向かい、力を合わせられる強固なチームが重要である」。


制作過程で何度も確認し合ったこの想いは、最終的に「私たちは、夢を実現できる組織である」という力強い宣言として結実しました。


Coziesには、仕事の合間にメンバーが一緒にご飯を作って食べる時間があります。業務とは直接関係のない、でも大切な時間。こうした何気ない場でのコミュニケーションが、信頼やチームの温度感を育てています。


チームワークを大切にする組織だからこそ、dreamworkを成し遂げられる。この信念が、私たちのすべての原動力になっています。


この精神を体現するのが、『Teamwork makes dreamworks』です。



変化を力に変える ――『アップデートし続ける』


アップデートし続ける


世界は日々刻々と変化している。

私たちは変化を受容し、更新を続け、行動し続けることで、新たな価値を作る組織である。


デジタルマーケティングの世界は、驚くほど変化が激しい世界です。新しいツールが次々と登場し、プラットフォームのアルゴリズムも頻繁に変わります。昨日まで有効だった手法が、今日は通用しないこともあります。


だからこそ、Coziesは「アップデートし続ける」ことを価値観として掲げています。


変化を恐れない。むしろ変化を受け入れ、自分たちも更新し続ける。そして何より、考えるだけでなく「行動し続ける」ことが重要です。


「もっと知りたい」という気持ちを大切に、新しい知識や変化していく常識を学び続ける。そして、学んだことを実際の仕事に活かしていく。このサイクルを回し続けることで、私たちは新たな価値を作り続けることができます。


世界が変わるなら、私たちも変わる。その柔軟さこそが、これからの時代を生き抜く力になると信じています。

おわりに― Cozies Styleは、生きている


『Cozies Style』は、12個の言葉で構成されています。ですが、それは標語として掲げるためのスローガンではありません。


相手のために一歩先を考えること。文脈を読み、本質を見ようとすること。任された仕事を自分ごととしてやり抜くこと。集中を支え合い、チームで夢を実現すること。


それらの姿勢が積み重なって、今のCoziesを形づくっています。


「これは、会社から与えられたルールじゃなくて、私たちが自分たちの言葉で選んだ生き方なんです」


この言葉の通り、Cozies Styleは"誰かに守らされるもの"ではなく、自分たちで育てている文化です。

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