Yahoo!広告とは
Yahoo!広告は、検索プラットフォーム「Yahoo!JAPAN」に広告が掲載できるサービスです。Yahoo!JAPANの検索トップはもちろん、ニュースやショッピング、旅行予約など、数多くの提携パートナーサイトに広告を表示できます。
【ディスプレイ広告の提携パートナー】※一部抜粋 ※2022年4月現在の情報
LINE
朝日新聞デジタル
ダイヤモンドオンライン
cookpad
Yahoo!広告の強み
LINEヤフー for Businessによると、Yahoo! JAPANの月間アクティブユーザー数は8,500万人と、日本最大級のユーザー数を抱えています。Yahoo! JAPANに広告を掲載し、運用・分析することで、以下のような効果を期待できます。
幅広いユーザーへのアプローチが実現することによる、潜在顧客の獲得
LINEヤフー株式会社の厳しい審査を通過した広告として、信頼性の向上が見込める
Yahoo!広告はYahoo!JAPANトップページやYahoo!ニュースに加えてさまざまな提携パートナーサイトに広告を掲載できます。提携先サイトのユーザーに対しても広告を表示することは、まだ自社の商品やサービスに興味を抱いていないユーザーと接触できるなど、より幅広いユーザーへのアプローチに繋がります。
また、広告出稿時の審査の通過は、企業の信頼獲得にもつながります。
2023年10月、国内でも多くの利用者がいるSNS「LINE」を提供するLINE株式会社と、Yahoo!JAPANを提供するヤフー株式会社が1つの会社へ統合し、LINEヤフー株式会社となりました。
Yahoo!広告に出稿する際は、LINEヤフー株式会社の審査を受けます。広告サービス品質向上のための取り組みとして「広告掲載ガイドライン」が定められており、これに基づいた厳しい審査が行われます。厳しい審査の通過は、広告の品質や信頼性が高いことを示すため、結果として企業の信頼獲得にもなるのです。
Google広告との違い
Google広告とYahoo!広告は、どちらもウェブ広告の分野で広く利用されています。両者とも最大級のユーザーを保有し、提携パートナーも多く存在するなど、共通点が多く、どちらで広告を掲載すべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この2つの広告は、クリック課金を採用していること、そして検索広告でキーワードをもとにターゲティングを行っている点では同じです。
この章では、Google広告とYahoo!広告の違いをいくつか紹介します。
市場シェアが違う
StatCounterの調査「Search Engine Market Share Worldwide」によると、検索エンジンとして利用されている割合は、Googleがかなり高いことがわかります。特に、海外でのシェア率は9割以上です。
▼Google
Yahoo!は海外での利用者は少ないものの、国内ではGoogleに次ぐ多さです。
▼Yahoo!
参考:StatCounter「Search Engine Market Share Worldwide」
配信先が違う
Google広告は、検索結果画面に加え「Google検索パートナー」と呼ばれるウェブサイト上に広告出稿できます。
▼Googleと提携しているウェブサイト(例)
BIGLOBE
goo
nifty
Rakuten Infoseek
価格.com
AllAbout
livedoor
OCN
Yahoo!広告は、検索結果画面に加え、法人が運営するメディアに広告出稿できます。
▼Yahoo!広告(ディスプレイ広告)の提携パートナー(一部抜粋)※2022年4月現在
LINE
朝日新聞デジタル
ダイヤモンドオンライン
cookpad
テキスト広告で表示できる文字数が違う
Google広告とYahoo!広告のテキスト広告は、それぞれ表示できる文字数が異なります。
▼テキスト広告の文字数制限|Google広告
広告見出し1:半角30字
広告見出し2:半角30字
広告見出し3:半角30字
説明文1 :半角90字
説明文2 :半角90字
パス :それぞれ半角15字
参考:Google広告ヘルプ「テキスト広告について」
▼テキスト広告の文字数制限|Yahoo!広告
タイトル :自動生成のため不要
説明文1 :半角90字
説明文2 :半角90字
表示URL :自動生成のため不要
参考:LINEヤフー for Business「リスティング広告の文字数上限・広告文を最適化する方法は?」
広告表示アセットが違う
Google広告とYahoo!広告の表示アセットは、それぞれ種類が異なります。
▼広告表示アセット(例)|Google広告
電話番号アセット
コールアウトアセット/動的コールアウトアセット
画像アセット/動的画像アセット
住所アセット
価格アセット
プロモーションアセット
販売者評価(広告アセット)
サイトリンクアセット/動的サイトリンクアセット
参考:Google広告ヘルプ「広告、アセット、ランディングページ」
▼広告表示アセット(例)|Yahoo!広告
クイックリンクアセット
電話番号アセット
テキスト補足アセット
カテゴリ補足アセット
画像アセット
参考:Yahoo!広告ヘルプ「広告表示アセットとは」
Yahoo!広告とGoogle広告、どう使い分ける?
Yahoo!広告やGoogle広告は、自社の商品やサービス、運用方法などを検討した上で使い分けることが重要になります。
例えばGoogle広告では、Googleが提供するアクセス分析ツール「GA4(Google アナリティクス 4)」との連携が簡単に行えます。広告運用のための分析ツールとしてGA4を検討している場合には、Google広告を利用することをおすすめします。
GA4については「GA4(Google アナリティクス 4)とは?|設定から実践までわかりやすく解説」にて詳しく解説していますので、ご参照ください。
Yahoo!広告は、検索結果画面に加え、法人が運営するメディアにも広告が掲載されます。新規事業や新商品など、世間からの認知度が低い時期に誤ったイメージがつくことを避けたい場合におすすめです。
また、Yahoo!広告は、初心者へのサポートが手厚いのが特徴です。万が一公式ヘルプページを見ても解決しない場合は、電話やチャット、メールでの問い合わせもできるので、困ったことをすぐ相談したい場合にもおすすめです。
Yahoo!広告の種類
Yahoo!広告には、「検索広告」と「ディスプレイ広告」の2種類があります。本章では、それぞれの特徴やメリット・デメリット、向いているケースについて解説します。
検索広告
検索広告とは、Yahoo!JAPANで検索した際に、ユーザーが検索したキーワードに応じて、検索結果ページに表示される広告です。
検索するユーザーは何かしらの興味や課題感を抱いており、キーワードにはユーザーニーズが詰まっています。そのため、興味関心が高いユーザーにアプローチしやすいのです。
検索広告のアカウント構造
検索広告は、「アカウント」 「キャンペーン」 「広告グループ」 「キーワード」 「広告」の単位で広告を管理します。
アカウント
サービス(検索広告、ディスプレイ広告)ごとに、登録情報(社名、担当者情報)や支払い方法などを設定
キャンペーン
広告グループをまとめる。以下項目を設定する
1日の予算
スケジュール
広告を配信する地域や曜日・時間帯
入札戦略(手動または自動)
対象外キーワード(特定語句での検索時に広告を表示させない)
1アカウントにつき、最大100個登録できる
広告グループ
広告とキーワードをまとめる。広告グループごとに入札価格を設定できる
1キャンペーンにつき、最大2,000個登録できる
広告
検索結果に表示される広告文のこと。広告作成時の入力項目は、キャンペーンタイプおよび各広告の形式によって異なるが、基本的に以下内容から構成される
1広告グループにつき、50個まで
キーワード
宣伝したい商品やサービスに関連する語句。ユーザーが登録しているキーワードを検索すると、同一広告グループ内に登録された広告が表示される
検索広告の課金方式
検索広告はクリック課金です。クリック数に応じて課金されるので、クリックされなければ費用はかかりません。
広告費用は事前にチャージします。広告がクリックされて費用が発生すると、チャージした金額から料金が引き落とされ、残高が少なくなってきたら銀行振込やクレジットカードからの自動入金ができます。
クリック課金方式は1日の予算上限を設けることで使いすぎを防ぐことができます。例として、1日の上限を10,000円に設定した場合は、17時までに10,000円ぶん広告がクリックされるとその日は24時まで広告が表示されなくなります。
なお、広告掲載にあたって、申込み費用や広告掲載開始後のキャンセル料は発生しません。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Yahoo! JAPANのトップや広告の掲載枠があるウェブサイトに、画像や動画とあわせて表示できる広告です。運用型のものと、予約型のものがあります。
画像や動画を用いた広告は視覚的に訴求できるため、ユーザーの目に止まりやすいのが特徴です。
広告の種類も豊富で、テキスト、画像、動画があります。
バナー広告
レスポンシブ広告
表示するデバイス、掲載面に合わせてさまざまな形式で掲載可能
動的ディスプレイ広告
テキスト広告
動画広告
また、以下の方法でターゲティングできます。
曜日・時間帯ターゲティング
デバイスターゲティング
地域ターゲティング
性別ターゲティング
年齢ターゲティング
オーディエンスリストターゲティング
参考:Yahoo!広告ヘルプ「ディスプレイ広告について」
ディスプレイ広告のアカウント構造
ディスプレイ広告は、「アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」「広告」の単位で広告を管理します。
アカウント
サービス(検索広告、ディスプレイ広告)ごとに、登録情報(社名、担当者情報)や支払い方法などを設定
ディスプレイ広告(運用型)とディスプレイ広告(予約型)は同一のアカウント内にキャンペーンを作成できるが、予約型キャンペーンを作れるのは、予約型の権限が付与されたアカウントのみ
キャンペーン
アカウントの下に登録。目的別に作成する。以下項目を設定する
1アカウントにつき、(運用型、予約型合わせて)100個まで登録できる
広告グループ
キャンペーンの下に登録。
運用型
配信設定、入札戦略、ターゲティングなどを設定
1キャンペーンにつき、1,000個まで
予約型
配信設定、広告タイプ・アスペクト比、ターゲティング、配信する広告内容を設定
1キャンペーンにつき20個まで(広告グループ(デフォルト)含む)
広告
広告として表示するテキストや画像。目的や商品によって、必要な要素が異なる
運用型:1広告グループにつき最大300個まで
予約型:広告グループ(デフォルト)配下は最大200個まで。追加した広告グループ配下はそれぞれ最大10個まで
(その他)画像・動画ファイル
ディスプレイ広告(運用型)
ディスプレイ広告(運用型)は、設定項目ごとに登録可能な値の規定や上限が設定されています。以下に一例を紹介します。
▼金額
キャンペーン予算
広告グループ入札価格
以下の範囲において1円単位で設定可能
1~50,000円まで
動画広告は1,000再生あたり100~1,000,000円まで
1日の予算を超える金額は設定できない
入金金額
▼期間
インポート
操作履歴
集計期間:集計当日を含む過去366日間
操作履歴ファイルの保存期間:90日間
レポート集計期間
パフォーマンスレポート:過去37ヶ月分
月次利用明細:過去10年分
取引明細:過去13ヶ月分
入金・返金・カード明細:過去36ヶ月分
ディスプレイ広告(予約型)
デイスプレイ広告(予約型)は、シミュレーションによる最適なリーチと、フリークエンシーを実現し、商品・サービスのブランディング効果に役立つ広告です。Yahoo!JAPANのさまざまな面に掲載されます。
ディスプレイ広告(予約型)は、ユーザーの視認領域(広告の50%以上の範囲が1秒以上連続して表示)に広告が表示された際のインプレッションに対して課金されます。
Yahoo!検索広告の掲載順位の決定方法
検索広告では、広告が掲載されるたびにオークションが行われ、「オークションランク」が算出されます。このランクをもとに掲載順位が決定するため、順位をより高めたい場合は、オークションランクを改善することがポイントです。
オークションでは「入札価格」 「広告品質」の2つの要素が加味され、順位が決まります。
入札価格
入札価格とは、特定のキーワードで広告を表示した際に、1クリックあたりいくら支払うかの上限値として設定したものです。例えば検索広告の場合、「どのキーワードで検索されたときに広告を表示するか」を事前に設定しておきます。
広告を出したい人が多い人気のキーワードは、入札価格の水準が高い傾向にあります。もし入札価格の水準(相場)よりも低く入札価格を設定してしまうと、広告が表示されない可能性が高くなります。
入札価格を上げたい場合、自動入札設定を利用して入札価格を自動調整できます。もしくは、入札価格調整機能を利用し、デバイス、地域、曜日・時間帯などの特定の条件ごとに入札価格調整率を設定することで、広告グループまたはキーワードで設定した入札価格より高い入札価格を適用することもできます。
広告品質
広告の品質とは、インターネットユーザーに対する広告の有用性・利便性をシステムが評価し決定しているものです。システムのアルゴリズムに基づいて評価されているため、具体的な数値を確認することはできませんが、広告管理ツールでキーワードごとに表示される「品質インデックス」は参考値として確認できます。
ユーザーのニーズにマッチしており、品質が高いと判断された広告は、入札価格が低く設定されていても上位に掲載される可能性もあります。
▼広告の品質
推定クリック率
当該広告(タイトル・説明文)がどれだけクリックされうるかという推定の値。広告の過去のクリック数やインプレッション数の影響を受ける
表示URLの過去のクリック率
その表示URLがどれだけクリックされたかという実績値
ランディングページの利便性
広告をクリックしたインターネットユーザーにとってランディングページの利便性が高いかどうかの評価項目。ランディングページは、最終リンク先URLに設定されたページを指す
広告文と検索クエリーの関連性
広告が掲載された地域別の掲載実績(アカウント全体)
インターネットユーザーの検索クエリ
各種デバイス(PC、スマートフォン、タブレット)での広告の掲載実績
参考:Yahoo!広告ヘルプ「掲載順位の決定方法」
Yahoo!広告の予算設定方法
広告費の決まり方はわかるものの、実際に予算を立てる際はどの程度の費用感を見込めばよいかわからない方もいるのではないでしょうか。
Yahoo!広告の予算を決める際は、「目標設定」「相場の確認」「予算の決定」の3段階で勧めることがおすすめです。本章では、この3ステップについて解説します。
目標を設定する
まずは広告配信の目標を決めましょう。「〇件の問い合わせを獲得する」「〇件の会員登録を獲得する」など、具体的な数値で設定します。
たとえば認知度を高めたい場合にはクリック数、興味関心があるユーザーにさらなる行動を促したい場合にはコンバージョン数の目標設定を行うなど、広告種類やターゲットによって決定することをおすすめします。以前に広告配信を実施している場合には、その実績から見込みを立てるのもよいでしょう。
相場を確認する
入札単価は業界やキーワードの人気度で変化します。自社の業界がリスティング広告をよく利用しているのか、キーワードとして設定している競合が多いかなどから、予算の相場を考えましょう。
予算を設定する
目標を決め、相場を把握したら、実際の予算を設定します。広告予算の求め方は、以下の計算式を参考にしてください。
広告予算=入札相場 × 目標数
【実践】Yahoo!広告の始め方
ここまで、基本的な広告種類や課金方式など、Yahoo!広告に関する基本について解説しました。本章では、Yahoo!広告の実際の始め方について解説します。
1.Yahoo!JAPAN IDを取得する
Yahoo!広告を利用するためには、Yahoo!JAPAN IDが必要になります。登録フォームで情報を入力し、認証することで、IDを取得できます。
登録画面では、はじめに携帯電話番号を入力します。番号を登録した携帯電話に認証コードが送付されるので、入力して認証します。
認証が済んだら、性別や生年月日、郵便番号、表示名、メールアドレスといった必要事項を入力します。
最後に下部の「登録する」をクリックすれば、Yahoo!JAPAN IDの登録完了です。
2.Yahoo!広告に申し込む
Yahoo!JAPAN IDの準備ができたら、いよいよYahoo!広告の申し込みを行います。「Yahoo!広告をはじめる」をクリックしてください。
申し込み画面に遷移したら、以下情報を入力します。
その後、入力内容を確認し、携帯電話、メールアドレスを認証します。認証が完了すると、Yahoo!JAPAN IDとYahoo!JAPANビジネスIDが連携されます。
3.利用するサービスを選択する
「検索広告を始める/ディスプレイ広告を始める」を選択します。利用開始後は検索広告とディスプレイ広告をいつでも切り替えられます。
運用を効果的にするためのポイント
出稿までの流れがわかったところで、次はYahoo!広告の運用で効果を出すためのポイントを紹介します。
ターゲティングを正確に行う
広告の運用で効果を出すためには、自社の提供する商品・サービスに興味のあるユーザーを狙って広告を表示する事が重要です。適切なターゲティングを行うことで、興味関心を抱いているユーザーに広告を表示される可能性が高まり、クリック率やコンバージョン率の向上に繋がります。
広告を表示しないキーワードの選定を徹底する
広告を表示するキーワードだけでなく、広告を表示しない「除外キーワード」を設定することも重要です。除外キーワードの設定によりコンバージョンに結びつかないクリックを減らすことができます。そのため、広告費を抑えることができます。
▼除外キーワード例
自社や商品にマイナスイメージがついてしまうキーワード(食中毒、危険、反社の繋がりなど)
商品と無関係だが、似ているキーワード
特に検索広告はキーワードの選定が重要です。詳しくは「SEOの基本「キーワード」とは?選定手順と入れ方、便利なツール」をご覧ください。
LINEヤフー公式が提供している学習コンテンツを利用する
LINEヤフー公式が提供している学習コンテンツがあります。これらの学習コンテンツはYahoo!広告だけではなく、広告管理ツールの知識やマーケティングに関する単語に関する知識も提供しています。
広告について学び、広告の運営に活かしたい方は、以下を活用してみてはいかがでしょうか。
Yahoo!広告キャンパス
無料でYahoo!広告の運用方法や広告管理ツールの知識を体系的に学習できます。初心者向けのコースもあるため、広告について学び始める方にもおすすめです。認定資格を取得することもできます。認定ロゴはウェブサイトや名刺に載せることができるため、スキルの明示もできます。
参考:LINEヤフー for Business「Yahoo!広告キャンパス」
Yahoo!広告公式YouTube
Yahoo!広告についてのさまざまな動画が投稿されています。Yahoo広告の成功事例の紹介動画もあり、Yahoo!広告を始めるか悩んでいる方にもおすすめです。
参考:Yahoo!広告「公式YouTube」
Yahoo!広告の運用を外部に委託すべきか
Yahoo!広告を活用したいものの、自社で運用するべきか、外部に委託するべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで最後に、外部に委託することのメリットやデメリット、委託することが向いている企業の特徴について解説します。委託するか否かを判断する材料として、ご活用ください。
委託のメリット・デメリット
広告代理店は広告運用についての経験と専門知識を持っています。そのため、最適な戦略を提案してくれるでしょう。広告運用を委託すると、自社で運営する場合に割く時間や労力をかけずにすむため、他の業務に力を入れられるというメリットがあります。また、担当者が突然やめて運用ができなくなる、というケースも起こりません。
一方で、外部に広告の運用を委託すると手数料がかかります。試しにYahoo!広告に出稿してみようと考えている人や、最初は低予算から始めたいと考えている人は、自社で運営してみるのをおすすめします。新たな視点を得たい場合や、長期的な運用を決めた場合、広告運営に割く時間を減らしたい場合には、代理店などに委託することを検討してみると良いでしょう。
委託を検討するべき企業の特徴
Yahoo!広告の運用を自社で行うか委託するかは、自社のリソースや、どのような広告運用をしたいかといったことを考慮したうえで決定する必要があります。
専門的な知識が欲しい場合や、広告運用以外に時間や労力をかけたいかつ資金に余裕がある場合は広告運用の委託を検討すべきです。また、長期的な運用の予定がある場合は、突然運用できなくなることを避けるためにも外部委託を検討しても良いでしょう。